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共生の大地へ 没後1年・内橋克人の歩いた道

(2)匠の時代 地域と響く「実の技術」

2022.09.02
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取材に明け暮れていた頃の内橋克人さん。記者時代から現場取材を鉄則にしていた(提供)

取材に明け暮れていた頃の内橋克人さん。記者時代から現場取材を鉄則にしていた(提供)

 「技術はちょうど地下の伏流水のように、いつか商品や時代の流れを変えてしまうことになるんだ」。若いエンジニアたちが議論を交わす(「電卓戦争の軌跡-シャープとカシオ」)。「お前たち、自分は旋盤工として採用されたんだ、と思え。現場を知らない技術者なんて、ウチでは不要なんだから」。現場に発想の原点がある(「セイコー・クオーツの世界」)。

 ■あふれるリアリティー

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