時流を見る眼
<時流を見る眼(20)ジャーナリスト・井上久男氏>自動運転タクシー 「移動難民」解消の一助に
ホンダは19日、米国のゼネラル・モーターズ(GM)とその傘下で自動運転技術開発企業のGMクルーズホールディングスと3社で合弁会社を設立し、2026年初頭から東京都心部で自動運転タクシーサービスを始めると発表した。
新サービスで使う車両は、3社が共同開発した無人運転のタイプで、移動先を自由に設定できて対面で6人が乗れる。配車から支払いまでスマートフォンのアプリで対応する。タクシー事業者との協業を検討しており、まずは数十台から500台規模での運用を見込んでいる。実用化されれば、都内では初の自動運転サービスとなる。
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