時流を見る眼
<時流を見る眼(10)ジャーナリスト・井上久男氏>自動車市場「BYD」躍進 EV中国勢アジアで攻勢
2023年はアジア市場で「EV(電気自動車)販売戦争」が本格化し、日本の自動車メーカーが高いシェアを持つ東南アジアで中国勢が攻勢をかけてくる。
インドネシアでは中国の上海GM五菱が22年8月から小型EVの生産を開始。同年11月に開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)での公用車に採用された。上海GM五菱は、中国で約50万円のEV「宏光MINI」を発売し、爆発的なヒットとなって知名度を上げた。
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