連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷

 神戸を舞台にした映画の話をまたひとつ。神戸をめぐる映画は戦前からたくさん作られてきましたが、神戸市制100年を記念した作品も製作されました。それはいつだったかと言えば、平成元年、1989年のことで、バブル経済真っ盛りの日本中がつかの間の消費熱、投資熱に浮かされていた頃です。

 その神戸市制100年記念映画ははたして何だったのか、もはや忘れている方も多いことでしょうが、なんと宮本輝原作の角川映画「花の降る午後」でした。大阪で生まれ、芦屋市で育った大森一樹監督が脚本と演出を担当。亡き夫が営んでいた神戸のフランス料理店を引き継いだ30代後半の女性オーナーに古手川祐子、彼女と恋仲になるひとまわり若い画家のタマゴに高嶋政宏、彼女の店を乗っ取ろうと執念を燃やす謎の女に桜田淳子が扮(ふん)して好演しています。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2021/9/21
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ