女性社長が行く ものづくりって面白い
(5)続・子どもたちもロボットに熱中 全国大会開催
昨年12月のコラム〈瞳キラキラ。子どもたちもロボットに熱中〉で、ロボットを使用した世界規模の競技「ロボカップジュニア」を紹介しました。その日本大会である「ロボカップジュニアジャパン2018」が3月31日から2日間、和歌山市で開催されました。本大会には各地区大会を勝ち抜いた子どもたちと、韓国や中国から招待された9チームの総勢560人が競いました。
競技種目は「サッカー」▽ラインに沿って進み荷物を運ぶ「レスキュー」▽音楽に合わせてダンスをさせる「OnStage」(オンステージ)-の3種目に加え、実際にはロボットを使わずに仮想空間で行うロボット競技「CoSpace」(コ・スペース)があります。ロボカップの競技には自分たちで組み上げたロボットを使います。ロボットの頭脳である基板に装備されたセンサーの得る値によって動作するよう、あらかじめプログラミングし、競技に挑みます。中でも一番競技者の多い「サッカー」は、2人で1チームを組み、相手側のゴールにボールを入れると得点となります。必要な動作は、ボールを見つける▽自陣のゴールと相手ゴールを見分ける▽相手側ゴールにシュートする▽コート枠からはみ出ない-などが基本です。
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