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 春眠暁を覚えず、処々に啼鳥(ていちょう)を聞く。この季節は、朝が来るのを忘れたように、心地よく寝入ってしまう。眠りは四季によって変化するが、じつは個人差も大きい。つまり、もともと朝に強い人もいれば、弱い人もいる。これは一日の睡眠覚醒リズムの個人差で、クロノタイプと呼ばれる。朝に活動的な人を朝型(ひばり型)、その逆を夜型(ふくろう型)という。

 朝型・夜型は、就寝・起床時刻だけでは判断しにくい。例えば夜11時30分に床に就く人は、大学生では朝型だが、高齢者では夜型に相当するだろう。あるいは思春期に入ると、睡眠覚醒リズムが後ろにずれるため、寝る時刻が遅くなる。そこで学校の始業時間を遅らせて、子どもたちの睡眠不足を解消したら成績が上がった、という海外の報告もある。

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2023/4/4
 

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