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 8月から大阪・関西万博の「ユニバーサルサービス検討会」に参加している。2025年の万博開幕まで千日を切り、各方面で準備が進んでいることを実感する。大阪在住・在勤者としては万博が成功し、関西が盛り上がることを期待したい。一方で「21世紀の日本で万博を開く意義は何なのか」という疑問が頭をよぎる。

 1970年の万博のテーマは「人類の進歩と調和」である。70年万博の跡地に建てられた国立民族学博物館、我が職場では文字どおり「人類の進歩と調和」を具体化する研究が蓄積されてきた。だが、「進歩と調和」から疎外された少数派も存在する。その代表が障害者である。70年万博から55年を経て実施される大阪・関西万博の成否は、障害者の参画がどこまで実現できるのかにかかっているともいえるだろう。

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2022/8/15
 

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