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 会員制レンタルオフィス「120 WORKPLACE(ワークプレイス) KOBE」(神戸市中央区)で5月26日夜、ビデオ通話アプリを使ったオンライン交流会があった。大阪体育大の原田宗彦学長(67)が「アフターコロナを見据えたスポーツによる幸福な社会づくり」と題して講演し、約60人が意見交換した。

 ビジネス創造や起業家支援の拠点を目指す同オフィスが、毎月開催。さまざまな業界の経営者や専門家らを講師に招いており、今回で28回目となった。

 原田学長は講演で、新型コロナウイルス禍で浸透したテレワークによって「仕事と余暇の境界が失われた」と主張。ウオーキングやサイクリングといった有酸素運動で乳酸の分解をスムーズにして、疲労の回復を早める「アクティブレスト(積極的休息)」の必要性を説いた。

 さらに、健康的なライフスタイルを後押しするため、歩道や自転車専用道の整備といったスポーツ振興を通じたまちづくりを提案。「いかに健康で幸せな社会をつくるかが、ポストコロナの最重要課題になると思う」と結んだ。

 意見交換では、参加者から「(健康的な生活のために)日々できることは」との質問があり、原田学長は「必ずしもスポーツをする必要はなく、ガーデニングや犬の散歩でもいい。精神を解放することが重要」と答えた。(大橋凜太郎)

2021/5/28
 

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