「産業革命」は教科書の中の出来事だと思っていた。
最初の産業革命は18世紀後半から19世紀初頭にかけ、蒸気機関の発明により起きた。軽工業から重工業中心となった第2次、コンピューターが進化した20世紀後半の第3次を経て、現在が第4次と位置付けられる。
人工知能(AI)が自ら学習することで、人のような複雑な作業ができる。自動運転、ロボット…。昔のSF映画のような世界が、どんどん現実になっている。
自治体でもAIやITを活用した事業が進む。神戸市では、市職員とスタートアップ(新興企業)が地域や行政の課題解決を目指す「アーバンイノベーション神戸」(UIK)に取り組む。最新テクノロジーを使い、区役所の窓口案内やレセプト(診療報酬明細書)のエラー確認など、業務の効率化を目指す。
気になった場面がある。コミュニティーバスの予約操作をデジタル化する実証実験に立ち会ったが、高齢者が想像以上にタブレット、スマホを使えなかった。慣れないためか、指を押す強さや滑りのスピードが合わず、タッチスクリーンがうまく動作しないのだ。
現在、スマホを使いこなす世代もいずれ年老いる。その頃には新たな端末、機器が主流になり、同じ問題が起きるだろう。
テクノロジーは人を幸せにするものだ。高齢者を置き去りにしてはいけない。
「フィンテック」「ヘルステック」、メディアで金融や健康とテクノロジーを掛け合わせた造語が躍る。同じように「シルバーテック」「シニアテック」といった言葉が一般的になる社会を、つくらないと。
2019/2/3地下鉄に乗ってご当地飲料、駄菓子屋巡り/神戸市交通局がスタンプラリー/1月末まで 2021/12/23
地域課題解決へ 新興企業を公募 神戸市 2021/11/19
ITで課題解決 神戸市7社決定2021/9/14
地域の課題 ITで解決 神戸市が新興企業募集2021/6/19
神戸の新興企業 成果報告会開催 3月12日、オンライン2021/3/10
川西 官民協働で地域・社会課題の解決へ2021/2/22
再生素材のごみ袋販売 2月5日から神戸市 2021/2/4
ITで課題解決 神戸市5社発表 起業家育成事業で2021/2/2
防災知識 クイズで学ぶ 兵庫消防署 ゲーム開発へ 2021/1/13
ペットボトルキャップなど再利用 再生素材でごみ袋製造へ 2021/1/9
ITで課題解決 新興企業を公募 神戸市、7テーマ2020/11/18
官民で地域課題解決 IT活用し川西市 参加企業を募集 2020/9/18
IT駆使して地域課題解決 神戸市事業に4社 2020/9/12
行政課題解決へ ベンチャー公募 神戸市2020/6/11
エストニア首相、神戸市長と会談 IT活用など意見交換2020/2/13
公園使用、ネット申請に 芦屋市が3月末まで実証実験2020/1/28
放置自転車を常時把握 神戸市、AI使い実証実験2019/12/3
子ども服持ち寄り交換 神戸2019/11/28
アプリ調達、随意契約で 神戸市 ITベンチャー支援2019/11/22
企業のIT活用 地域の課題解決 学生らの提案議論2019/11/20
神戸市 県や8市と全国展開へ 2019/11/12
神戸市ITイノベーション専門官、甲南大で講義2019/11/7
地域課題解決に7社が挑戦 神戸市、IT企業を選定2019/9/11
電子版「神戸スイーツマップ」 神戸市、グルメサイトと連携2019/7/10
教育、防災の取り組み紹介 5事業の成果発表2019/7/7
成果報告会、7月5日に開催 「地域課題」解決事業 2019/6/28
神戸の地域課題解決、全国展開へ 2019/6/25
新たな行政課題発表 ベンチャー募集 神戸市2019/6/20
買い物するだけで栄養を把握 神戸で実証実験 2019/3/21
街の課題 解決策を提案 スタートアップが報告会2019/3/19
水害の恐怖 VRで体験 神戸市とIT企業開発 2019/3/15
プログラミング教育 校長が教育用ソフトで体験 2019/3/7
AIで作業効率アップ レセプト情報のミス点検2019/3/1
東京でガブテックサミット 神戸市 企業と協働し課題解決2019/2/11
<編集委員コラム> 第4次産業革命とシニア世代2019/2/3
地域の課題 ITで解決 神戸市、7社選定 2019/1/19
<IT市役所>(6)バス運行データ 8事業者の情報 一元発信 2019/1/17
<IT市役所>(5)レセプト確認 ミス点検 自動化で時短2019/1/16
<IT市役所>(4)ゾーンバス 地域の足 予約スムーズに2019/1/11
<IT市役所>(3)地域イベント 子育て情報 スマホで共有2019/1/10