阪神・淡路大震災の記憶継承を目的に、神戸新聞社と神戸市が大学生らと結成した「117KOBEぼうさい委員会」が29日、神戸・ポートアイランドの神戸国際展示場前にブースを設け、クイズやゲームで防災意識を高めようと呼び掛けた。
同委員会は昨年8月に結成。兵庫県内6大学の学生ら約40人がメンバーとなり、自ら学びながら防災の基礎知識や応急手当技術の普及に取り組んでいる。
この日は、多くの若者が来場するチャリティーライブ「COMIN’KOBE(カミングコウベ)」に参加。学生らは50問のクイズを用意し、「エレベーターに乗っているときに地震が起きたら、1階のボタンを押して助けを待つとよい。○か×か」(正解は×。全階のボタンを押し、近くの階の安全な所に避難する)などと問い掛けた。
神戸学院大2年の樋口なつみさん(19)は「同世代の防災への関心はあまり高くないので、興味を持ってもらえるように工夫した」と話した。(上田勇紀)
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