医療

ひょうごの医療

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大澤智子さん

大澤智子さん

要点理解し広く活用を


被災者への「心の応急処置」
声の掛け方含め手引に

 地震など突然の災害で大切な人を亡くしたり、住む場所を失ったりしたとき、人の心は深く傷つけられる。災害直後に心のケアに取り組む上で、被災者の精神的な苦痛を悪化させないように配慮しつつ、現実的な支援をするための手法をまとめた「サイコロジカル・ファーストエイド(PFA=心理的応急処置)」という手引書がある。治療が目的ではなく、要点を理解すれば専門家でなくても応用できるのが特徴だ。

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2015/1/24

 1995年1月17日、阪神・淡路大震災。あの日、崩れた倒壊家屋の下敷きになって重傷を負ったり、その後の避難生活で体調を崩したりした人たちが、十分な医療を受けられずに相次いで命を落とした。この20年で、そうした状況は改善されたのか。兵庫県内の医療の最前線に迫る連載の第37シリーズは、災害医療を計4回にわたって取り上げる。

災害医療【4】村上典子さん(インタビューP)
 

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