医療

ひょうごの医療

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東日本大震災での活動を振り返る久保山一敏医師=西宮市武庫川町

東日本大震災での活動を振り返る久保山一敏医師=西宮市武庫川町

「防ぎ得た死」減らす


自衛隊機で被災地外へ
専門チーム同乗で安全に

 東日本大震災発生から2日後の2011年3月13日午後9時25分。岩手県の花巻空港で、1機の自衛隊輸送機がごう音を立てて夜空に飛び立った。普段は屈強な自衛隊員や物資を運ぶ武骨な機内には、けがや持病の悪化で治療が必要な患者6人と医療機器が担架に固定され、兵庫医科大病院(西宮市)などの災害派遣医療チーム(DMAT=ディーマット)が容体の変化に注意深く備えていた。

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2015/1/10

 1995年1月17日、阪神・淡路大震災。あの日、崩れた倒壊家屋の下敷きになって重傷を負ったり、その後の避難生活で体調を崩したりした人たちが、十分な医療を受けられずに相次いで命を落とした。この20年で、そうした状況は改善されたのか。兵庫県内の医療の最前線に迫る連載の第37シリーズは、災害医療を計4回にわたって取り上げる。

災害医療【4】村上典子さん(インタビューP)
 

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