姫路

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ピオレ姫路では自身への「ご褒美」コーナーも用意=姫路市駅前町
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ピオレ姫路では自身への「ご褒美」コーナーも用意=姫路市駅前町
ヤヱガキ酒造が販売するバレンタイン用ギフト(同社提供)
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ヤヱガキ酒造が販売するバレンタイン用ギフト(同社提供)
山陽百貨店の特設会場。再利用を意識し、箱のデザインにこだわった商品も=姫路市南町
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山陽百貨店の特設会場。再利用を意識し、箱のデザインにこだわった商品も=姫路市南町

 バレンタインデーの14日を前に、兵庫県姫路市内の商業施設でもチョコレート販売の特設コーナーがお目見えするなど商戦が熱を帯びている。新型コロナウイルスの影響もあり、自身が楽しむ「自分チョコ」の購入が増え、各店舗では高級品や包装にこだわった商品が並ぶ。チョコレート以外の菓子やアルコール類など品ぞろえも多様化している。

 姫路市南町の山陽百貨店では「ショコラマルシェ」(催事場は13日まで)を開催中。国内外の有名ブランド約50銘柄を扱い、1粒1700円の「超高級品」もある。

 同店和洋菓子担当課長の堀佳子さんは「夫婦や男性1人の来店も増えている。バレンタインを『スイーツの祭典』とみる考えが広がっているのでは」。会場ではバウムクーヘンやミルフィーユも取りそろえるほか、今年は会場内のワインや日本酒の販売コーナーを拡大。ココアパウダー入りのビール「ビアショコラ」も売れ行きが好調という。

 JR姫路駅直結のピオレ姫路6階でも、1日から特設会場がオープンした。昨年から、包装などにこだわった商品を1カ所にまとめた「ご褒美」コーナーを設けており、「自分チョコ」を求める人らでにぎわう。今年はチョコレートと楽しめるようにと、地元のコーヒーやハーブティーの専門店の商品もコーナーに並べた。14日まで。

 姫路の酒造会社が商戦に参入する動きもある。ヤヱガキ酒造(姫路市林田町)は今年から、自社で製造しているクラフトコーラのシロップ(300ミリリットル)と、フェアトレード商品を扱う「第3世界ショップ」(東京)の板チョコを組み合わせたバレンタイン向けギフトの販売を始めた。

 シロップはコメ発酵エキスと7種のスパイスを使用し、炭酸水などで希釈して楽しむ。1セット2500円で、ヤヱガキ酒造のオンラインショップやピオレ姫路内の店舗で取り扱う。同社の担当者は「チョコレートもシナモンやショウガが入っているのでシロップとの相性も良い。クラフトコーラを知ってもらうきっかけにもしたい」と話す。

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