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 27日に行われる安倍晋三元首相の国葬で、兵庫県の中・西播磨5市6町のうち8市町が、半旗の掲揚や黙とうの呼びかけなどの対応を実施しないことが分かった。残る3市町も未定や検討中とした。首長では佐用町の庵逧(あんざこ)典章町長が県町村会長として国葬に参列し、たつの市の山本実市長は「県内で関連行事があれば、近隣自治体の状況を踏まえ判断する」と回答。他の9市町長は対応しない意向を示した。

 神戸新聞社が20日までに、各市町に国葬当日の自治体としての対応などを聞き取った。

 当日に自治体として弔意表明の対応をしないと答えたのは相生、宍粟、たつの、市川、福崎、神河、太子、佐用の8市町。市川と福崎、神河は現時点で独自に対応する予定はないが、「国からの要請に基づき判断する」とした。対応を「未定」とした姫路市は、半旗掲揚の実施を検討しているという。

 全11市町は、教育委員会から学校に対応を呼びかけないと回答。福崎町は、国・県からの要請があれば、対応すると答えた。姫路市や佐用町は当日の学校での半旗掲揚について「各学校での判断となる」とした。

 首長の動きを巡っては、佐用町の庵逧町長が「国葬は国が決めたもので、(県町村会長の)立場もあるので参列する」とし、全国町村会の費用で出席する。県内では斎藤元彦知事や神戸市の久元喜造市長らも参列の意向を示している。

 また、当日に対応を予定している市町議会はない。各市町とも7月に営まれた安倍氏の葬儀には特段の対応をしていなかった。

(まとめ・田中宏樹)

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