囲碁界に、すごいおばあちゃんがいる。95歳で現役プロ。今年2勝目をあげた。朝晩スッポンを食し、腕立て伏せに明け暮れている?というのは私の妄想だが。勝ち続けるためには、クリアな頭脳と、勝負に拘(こだわ)る若い心、そして体力(1局打って3キロ痩せる人もいる)も必須だ。
実は彼女、3年前(当時91歳)も強豪トーナメント棋士(男性)をなぎ倒し、大ブレイクを起こしている。勝っただけでなく内容がすごかった。厳しい攻めと鋭い読みが冴(さ)えわたり、トッププロがこぞって大絶賛したのだ。
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