新幹線ホームのキオスクで買い物の列に並んでいたところ、事件は起きた。最前列の人の手からひらりと落ちる物がある。(おや?切符?)と思ったその瞬間、後ろにいた人がそれを見事にロックオン。踏んだのだ。それが切符なのか、レシートなのか、さらにはただのゴミなのか。
さて、何と声をかけるか。どちらに先に声をかけるのか。私は突然戸惑い、動揺し、訳がわからなくなり、最悪の決断をする。①落とした人の容姿、服装を記憶する。②踏んだ足の動きに注目する。
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