私たちロスゼロは「もったいない食べ物」に光をあて、作り手と食べ手をつなぐプラットフォームを運営している。今回は、食品ロスが地球環境にどのような影響を及ぼすかについて述べたい。
日本の食品ロスは年間522万トン(令和2年度農水省推計)。これは国民1億人が「まだ問題なく食べることができる食品」をお茶碗(ちゃわん)一杯分、毎日捨てる量に相当する。これらをわざわざ廃棄コストをかけて焼却や埋め立て処分によって処分しているのだ。これらによりCO2やメタンガスなどの温室効果ガスが排出されて、結果的に温暖化につながっていく。
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