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 労働からもらうものは、お金だけでよい。労働から病気・怪我(けが)・死亡をもらうと帳尻が合わない。このため、健康で安全に働くための事前教育は、一体どのように行われているのか?

 健康で働くための学校教育は、国語・数学・理科・社会・英語などではなく「保健」だ。この教育の多くは体育教師が保健科教員免許を修めて教えてきた。その教育内容は、文部科学省の教育要領に明記されている。中学校のそれには、労働に絡んだ記載はない。高校の「保健」教育要領における「社会生活と健康」には、労働と健康について理解できるようにすると記してある。「職業病や労働災害の防止には、作業形態や作業環境の変化を踏まえた健康管理や安全管理を行うことが必要であること」を教えなければならない。

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2022/7/13
 

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