関西学院大学で、肢体不自由児サービスグループ(SG)と称したサークルが、片岡實さん(現・ひょうご子どもと家庭福祉財団理事長)たちを中心に1964年に発足した。折しも、重症心身障害児施設「第一びわこ学園」が発足した翌年だった。
大学のクラブ活動として、重度心身障害児問題と向き合う全国初のグループだったのではないだろうか。当時の私は理学部に所属し、教員からは勉学第一で学生クラブに入部しないようにと指導された。ちなみに、4年ストレートで卒業できた同期生は半数だった。
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