連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷

 去年、ショパン国際ピアノコンクールが開催され、クラシック音楽界はショパン一色になった。高い次元での演奏が披露されると同時に、さまざまなサブストーリーが語られる。参加者だけにとどまらず楽器メーカーのストーリーなどなど。芸術に順位はつけられないという意見を耳にするが、芸術・アートの語源は「技」であり、人の表現の技を磨く場であるコンクールは芸術と親和性がないとは言い切れないだろう。

 このコンクールは、最古のピアノ国際コンクールと言われている。背景には度重なる戦争があり希望を音楽に求めた姿がある。昔からポーランドはロシアなど隣国との争いがあり、独立に向けての努力が繰り返されてきた。争いの場は荒廃する。人々の精神的な負担は大きかっただろう。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2022/3/11
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ