手話やサインバスケで指導する坂本知加良監督(左)=8月、北海道新得町
 手話やサインバスケで指導する坂本知加良監督(左)=8月、北海道新得町

 聴覚に障害のある親の元で育ち、自身は聞こえる子は「CODA(コーダ)」と呼ばれる。11月15日から東京を中心に開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」で女子バスケットボール代表を率いる坂本知加良監督(45)もコーダだ。父親が聴覚障害者で「指導で使う手話は父からの贈り物。大会で躍進し、聞こえない子どもたちに勇気を与えたい」と力を込める。(共同通信=三村泰揮)