兵庫県姫路市のスナック店を経営する女性に用心棒代を要求したとして、姫路署は4日までに、暴力団対策法(暴対法)に基づき、特定抗争指定暴力団山口組弘道会系組員の男(43)ら4人に中止命令を出した。
県警暴力団対策課によると、組員の男やこの組員の知人の男(41)ら4人は今年10月4日、姫路市のスナック店に来店。飲食をする中で知人の男が経営者の女性(27)に対し「姫路で店しとって守料(用心棒代)を払っていないのは具合悪いやろう」などと金銭を要求したとされる。
女性はこの知人の男から暴行を加えられたとして、姫路署に被害を申告しており、同署が事情を聴く中で不当要求に関する事案が判明したという。
同課によると、今回の命令によって、組員の男らが女性や従業員らに金品などを要求したり、その目的で連絡したりすることなどを禁じる。違反すると、暴対法違反容疑で刑事罰に問われることになる。
























