神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 736 回6月 の入賞者

※応募総数 283点

一席

一席

『デビューの朝 』

高橋三吉

加古川市(5月30日)

カマキリの赤ちゃんが花びらに密集。見たことがない光景に素直に脱帽です。光が透けた花びらと青空もきれいです。(ニコンD300S 105ミリマクロ 絞りf18 400分の1秒)

二席

二席

『お田植えは動画と共に 』

島内里絵

姫路市(6月27日)

自然農法にこだわる若い女性たち。撮った動画はSNSで発信するのでしょうか。時代を感じさせる光景で、構図にも細部へのこだわりを感じました。(iPhone15ProMax 24ミリ 絞りf1.8 1000分の1秒)

三席

三席

『もう、大丈夫。 』

日置静華

神戸市北区の宅原寺(4月25日)

作者は高校生。長年一緒にいた人形をおたき上げの供養に出したそう。感謝の気持ちを込めて撮ったといい、お別れするつらさなど複雑な思いが伝わってきます。(富士フイルムX100Ⅵ 35ミリ 絞りf10 320分の1秒)

佳作

佳作

『白い馬体 』

石原修

三木市(5月31日)

黒い背景が白さを際立たせています。騎手を省いたトリミングも馬体の強調に効果的で、水しぶきからは迫力を感じます。(キヤノンEOSR6マークⅡ 24~240ミリ 絞りf6.3 1000分の1秒)

佳作

『朝焼けの早苗田 』

山内勝

明石市(6月23日)

絶妙な色合いの朝焼けですね。苗を植えたばかりの田にきれいに映っています。(ニコンD7100 魚眼レンズ 絞りf7.1 6分の1秒)

準佳作

準佳作

『生きる 』

佐藤文彦

鳥取県倉吉市(5月26日)

廃線跡に伸びる竹のたくましさ。光がうまく当たって主役を引き立てています。(ニコンD810 17~35ミリ 絞りf5・6 250分の1秒)

準佳作

『移動スーパー 』

林幹雄

神河町(6月16日)

最寄りの店が遠い過疎の町に週1回、移動販売車が訪れ、高齢者でにぎわっています。地元の世相をきっちりと記録しました。(ソニーサイバーショットDSC―RX100 28~100ミリ 絞りf8 800分の1秒)

準佳作

『夢をのせて 』

市嶋久資

三木市(6月21日)

満開のアジサイを背に飛び交う無数のシャボン玉。子どもたちの笑顔もあり、タイトル通りの光景を切り取りました。(キヤノンEOS5D 88ミリ 絞りf8 500分の1秒)

準佳作

『ちょっと一休み 』

庄野明

神戸市須磨区の須磨離宮公園(5月5日)

粘って数十枚撮り、一枚だけ狙い通りに撮れたそう。イトトンボとコイの両方の顔が見えていて貴重なカットです。(ニコンZ8 100~400ミリ 絞りf5・6 1000分の1秒)

準佳作

『蓮池の刻 』

石垣康江

高砂市(5月22日)

教会の十字架とハスの葉という意外な組み合わせ。車で通りかかったときに目に留まったそうで、観察眼が生きました。(オリンパスE―M5マークⅢ 12~40ミリ 絞りf7・1 80分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『きょうだい 』

板井幹

準入賞A

『こうべクラウンパレード 』

土谷勝

準入賞A

『星降る棚田 』

河本宗一郎

準入賞A

『家路 』

鳥居竹夫

準入賞A

『花園へ 』

岩沢敏雄

準入賞A

『彩り添えて 』

津田恵

準入賞A

『一休み 』

米沢貞雄

準入賞A

『姫路よさこい飛び入りさん 』

田中宏

準入賞A

『思い出作り 』

國本喜和

準入賞A

『大空へのひとっ飛び 』

荒木孝允

準入賞B

準入賞B

『合体 』

加藤保

準入賞B

『次はぼく! 』

里磨貴子

準入賞B

『花に見とれてます 』

銀崎宜広

準入賞B

『もぐもぐタイム 』

宇田川洋二

準入賞B

『大きくなれよ 』

中村秀太

準入賞B

『真夏日 』

広畑政巳

準入賞B

『奇跡のWブルー 』

井上玲子

準入賞B

『シャボン玉ホリデイ 』

和田康男

準入賞B

『夢叶う 』

片岡登代子

準入賞B

『『コウノトリ育む農法』田植え 』

井奥克則

カメラアイ

引き算と足し算

 応募作を見て、「あと少しの作業でもっと良くなるのでは」と思うのは、余白が多い場合です。例えばひなに餌をやる親鳥の懸命な姿を絶妙なタイミングで捉えた作品。鳥たちが画面の中で小さすぎて、迫力に欠けていました。このケースでは、余分なスペースを省く「引き算」が足りなかったと思われます。

 写真を魅力的に見せる手法には「足し算」もあります。広角レンズなら遠近感を強調しやすいので、主役に寄って大きく見せ、周囲に背景や脇役を足し込んでいくと、めりはりが利いて訴えるテーマが明確になります。

 足し算と引き算をバランス良く使うと、映画監督がイメージするような細部まで計算し尽くされた絵が撮れるかもしれません。

 写したいものだけをどんどん足していき、電線など無粋なものは省いていく。そのためには現場で体と手を動かすことです。視点に加えて画角も変えていけば、その都度見えるシーンが違ってくるはず。そして思い描いた場面が現れたら、迷わずシャッターを切ってみてください。

(映像写真部・笠原次郎)


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