バスケットボールBリーグ2部(B2)の神戸は14日、ジーライオンアリーナ神戸(神戸市中央区)で、川辺泰三新監督と、八村塁の弟でB1群馬から加入した八村阿蓮(25)ら新加入5選手の会見を開いた。新指揮官は「必ず優勝する。強度が高い守備のチームで、全員が点を取れて見ていてワクワクするバスケットを」と目標を掲げた。
今季、選手は半数以上が入れ替わった。整った練習環境と新アリーナを決め手に加入した八村は「チームの中心になるために神戸に来た。攻守で脅威になる選手に」と語った。八村と同じ東海大出身で、B1で経験豊富な司令塔2人も加入。寺園脩斗(31)は「縦に切るスピードが強み」と言い、笹倉怜寿(28)は「どんどんリーダーシップを発揮する」とした。
昨季B2で平均得点が日本出身選手2位だったガード木村圭吾(24)は「B2でナンバーワンの日本人選手に」と誓う。B1佐賀の主力フォワードだったヨーリ・チャイルズ(27)は「毎回人生最後の試合だと思って懸命に戦う」と気合を込めた。米国出身のラウル・アルキンズ(27)は遅れて合流する予定。(井川朋宏)