バスケットボールBリーグ2部(B2)の神戸は27日、神戸市東灘区出身のパワーフォワード中西良太(36)が今季限りで引退し、クラブで地域貢献を担う「エバンジェリスト(伝道者)」に就くと発表した。
高知中央高-日体大出身で、2012年に当時の兵庫(現神戸)入り。熊本への移籍などを経て21年に西宮(同)へ8季ぶりに復帰し、今季は48試合に出場した。身長202センチの貴重なインサイドの戦力として、過去には日本代表にも選ばれた。
中西は「14年間続けられたのは温かく支えてくださった皆さま、家族のおかげ。競技を通して得たすべてを次に生かしたい」とコメントした。(井川朋宏)