ラグビーのリーグワン1部の神戸は4日、元日本代表で2019年と23年のワールドカップ(W杯)に出場したFB山中亮平(36)や、元共同主将のWTB山下楽平(33)、元日本代表プロップの山本幸輝(34)、23年W杯に出場したフランカーのサウマキ・アマナキ(28)ら12選手が退団すると発表した。
早大出身の山中は、ロングキックなどを武器に12年間在籍。ドーピング違反による2年間の資格停止処分を経て、19年W杯では主力として活躍し、23年大会も追加招集された。しかし今季のリーグワンでは6試合の出場にとどまっていた。
山下楽は京産大から14年に入団。1年目のトップリーグ、22年のリーグワンでトライ王に輝いた。今季は14試合に出場したが、4月の第16節からメンバーを外れた。山本も今季のメンバー入りはなし。サウマキはプレーオフ3位決定戦まで17試合に出場した。
また、スコットランド代表でプレーした加入1年目のフッカー、ジョージ・ターナー(32)も退団する。(伊丹昭史)
退団する選手、スタッフは次の通り。
【FW】プロップ山本幸輝▽同、高橋陽大▽フッカー、ジョージ・ターナー▽同、牛原寛章▽フランカー、サウマキ・アマナキ
【バックス】SH小畑健太郎▽SO日下太平▽CTBナニ・ラウマペ▽同、林真太郎▽同、クイントン・マヒナ▽WTB山下楽平▽FB山中亮平
【スタッフ】ディフェンスコーチ、ウェスリー・クラーク▽ヘッドアナリスト、ジェームズ・マーティン▽栄養士、宮崎志帆