兵庫県の斎藤元彦知事が県議会の不信任決議を受けて失職してから、30日で丸1年となる。この間、不祥事を起こした首長が不信任決議を受けても議会を解散して職にとどまり、再び不信任となるなど、行政運営が混乱、停滞する自治体が目立っている。地方自治は、住民が首長と議員を直接選ぶ「二元代表制」で成り立つが、学識者は「民主主義に対する信頼が揺らいでいる」として、地方自治法の改正を提案する。(前川茂之)
兵庫県の斎藤元彦知事が県議会の不信任決議を受けて失職してから、30日で丸1年となる。この間、不祥事を起こした首長が不信任決議を受けても議会を解散して職にとどまり、再び不信任となるなど、行政運営が混乱、停滞する自治体が目立っている。地方自治は、住民が首長と議員を直接選ぶ「二元代表制」で成り立つが、学識者は「民主主義に対する信頼が揺らいでいる」として、地方自治法の改正を提案する。(前川茂之)