上北隆昭さん(右端)と交流する研修会の参加者ら=三木市吉川町豊岡
上北隆昭さん(右端)と交流する研修会の参加者ら=三木市吉川町豊岡

 三木市高齢者大学の生徒や卒業生が、市内に残るかやぶき屋根の古民家を観光資源として活用できないか模索している。生涯学習を楽しむ中で、文化財的な価値の高い建物があまりにも認識されていないことに気付いた生徒らは、ガイドボランティアとなって観光客を案内することを企画。まずは研修会を開き、かやぶき屋根の民家に暮らしながら、その魅力を次世代につなぐ住民に話を聞くなど活動のヒントを得た。(大山伸一郎)