武庫川モルックマメシーバのメンバーと一緒に世界3位を喜ぶ内藤平さん(右から3人目)と村田菜月さん(同4人目)=西宮市小松東町3
武庫川モルックマメシーバのメンバーと一緒に世界3位を喜ぶ内藤平さん(右から3人目)と村田菜月さん(同4人目)=西宮市小松東町3

 北欧フィンランド発祥のスポーツ「モルック」で、西宮市を拠点に活動するチーム「武庫川モルックマメシーバ」が、8月にポーランドであった世界大会で銅メダルに輝いた。日本のチームが海外で開かれた大会で表彰台に上がったのは初めて。メンバーは「日本チームの強さを見せることができた」と喜んでいる。(堀内達成)

■23カ国の167チーム770人参加

 マメシーバは5年前、代表でモルックの大会運営なども担う内藤平(たいら)さん(49)=西宮市=が設立。所属メンバーは各地に計1800人以上で、世界的に見ても大規模なチームという。練習の日時は決まっておらず、阪神武庫川駅の北側約300メートルの武庫川橋の高架下周辺で、自然に集まったメンバーで行っている。