川崎重工業(神戸市中央区)は、低濃度の二酸化炭素(CO2)を分離・回収できる技術を開発し、神戸工場(同区)に実証設備を整備すると発表した。10月に完成予定。これまで石炭火力発電所の排ガスなどに含まれる濃度の高いCO2を分離・回収する実証実験には成功しているが、低濃度のCO2を回収するには大量の気体を取り組む必要があり、設備が巨大化してしまう課題があった。今回、新開発のCO2吸収剤を採用し、設備をコンパクトにできたという。
川崎重工業(神戸市中央区)は、低濃度の二酸化炭素(CO2)を分離・回収できる技術を開発し、神戸工場(同区)に実証設備を整備すると発表した。10月に完成予定。これまで石炭火力発電所の排ガスなどに含まれる濃度の高いCO2を分離・回収する実証実験には成功しているが、低濃度のCO2を回収するには大量の気体を取り組む必要があり、設備が巨大化してしまう課題があった。今回、新開発のCO2吸収剤を採用し、設備をコンパクトにできたという。