殻が開いて死んでしまったカキを手にする竹本祥訓さん=魚住漁港
殻が開いて死んでしまったカキを手にする竹本祥訓さん=魚住漁港

 明石・魚住の海で養殖されているマガキ「明石牡蠣(かき)」の生育不良が続いている。主な原因は夏場の高水温やエサの減少とみられ、今シーズンも稚貝が大量死している。一方、出荷された明石牡蠣はクリーミーで濃厚な味わいが飲食店などから好評で、養殖を手がける漁師は「環境に合わせた養殖ができるよう、対策を練りたい」と意気込む。(赤松沙和)