１月に兵庫県明石市内で確認された新型コロナウイルス感染症の死者は２４人と、１カ月当たりで過去最多を更新した。これまでは２０２１年５月と２２年２月の２３人が最も多かった。

　死者はいずれも７０代以上で、８０代の１５人が最多。９０歳以上の６人、７０代の３人が続いた。

　１月の感染者は７１２０人で、１カ月当たりの感染者数として過去４番目に多かった。各年代が占める割合は１０歳未満１４％、１０代１０％。２０代１４％、３０代１５％、４０代１３％、５０代１２％、６０代８％、７０代７％、８０代５％、９０歳以上２％。

　インフルエンザについても、医療機関１カ所当たりで１週間に診た患者数の平均が１月２３日の週に約１７まで上がった。「注意報レベル」の基準値１０を超え、「警報レベル」が始まる基準３０に近づいている。

　市感染対策局は手洗いやマスク着用、予防接種など対策の徹底を呼びかけている。

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