■東灘6-0姫路飾西 東灘はダブルエースの継投がはまった。3-0の六回1死一、二塁で、先発酒家の後を受けたのは大矢。1年前の雪辱を懸けたマウンドだった。 前回大会の初戦、市尼崎戦で同じ六回に救援したが、四球で崩れて逆転負け。悔しさをばねに1年を過ごした。「強い気持ちで腕を振る」。最初の打者には四球を与えて満塁としたが、次打者を遊直併殺に仕留めた。七回2死満塁のピンチは4番を見逃し三振。最後までゼロを並べ、2年ぶりの夏の勝利をつかんだ。 現チームで2本柱が確立し、ともに思い切り良く投げる相乗効果を生んだ。この日は打線も11安打と活発で、守っては2併殺。酒家は「次も味方を信じ、2人で投げ勝つ」と飛躍を期した。(井川朋宏)【高校野球特集ページ】こちら【選手名鑑ページ】こちら