ユーチューブを見ていたら、吉村妃鞠(ひまり)さんという少女が小さな体でバイオリンを魔法のように操っていた。いやはや、すごい才能だ。また、それを見つけて開花を促した指導者もすごい。
高校時代にミドリシジミ(チョウ)の飼育を教えてくれた西田律夫京都大学名誉教授から、子供の時の話を聞いて驚いた。近くの三重県・松坂城で虫を採り、絵をかいたり、標本を作ったりしていたというのだ。これとまったく同じことを、一つ年下の私は、津偕楽公園(こちらは津市)という、藤堂高虎が物見遊山に作った人工景観でやっていたのだ。
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