妖怪に関する研究で博士号を取得したので、なかば「ネタ」として「妖怪博士」を名乗ることがある。そこでよく受ける質問が、「妖怪っているの?」と「妖怪って何種類あるの?」である。
「いるの?」という質問に対しては、「妖怪は『いる』ことが確定した瞬間に『新発見の生き物』となり、『妖怪』ではなくなってしまうので、『いない』のが妖怪です」と答えることにしている。「何種類あるの?」という問いに答えるのは、実に難しい。
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妖怪に関する研究で博士号を取得したので、なかば「ネタ」として「妖怪博士」を名乗ることがある。そこでよく受ける質問が、「妖怪っているの?」と「妖怪って何種類あるの?」である。
「いるの?」という質問に対しては、「妖怪は『いる』ことが確定した瞬間に『新発見の生き物』となり、『妖怪』ではなくなってしまうので、『いない』のが妖怪です」と答えることにしている。「何種類あるの?」という問いに答えるのは、実に難しい。
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