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 一昨年の緊急事態宣言の時、自宅から落語を配信するために、最新のミラーレス一眼カメラを購入しました。奮発して良いカメラを買ったので配信だけではもったいないと思い、ライフワークとしてそのカメラで写真を撮り続け、SNSで発信もしています。最近は、噺家(はなしか)の高座写真を撮っています。寄席や落語会に出向いた先で、先輩後輩に関わらず、たくさんシャッターを切りました。これが思いのほか評判が良く、向こうから撮ってほしいと声がかかるようになりました。自分が噺家ですから、今演(や)っている演目の噺の筋が分かりますので、シャッターを切る瞬間も自(おの)ずと見えてくるんです。

 それから2年が経ち、撮った高座写真が溜(た)まってきたので、4月に写真展を開催しました。もちろん写真展は初めての経験で、準備が大変でした。まずは場所探しです。写真展と同時に落語会も開催することにしたので、ギャラリーだけではなく落語もできるスペースが必要です。いろいろ探していると、東成区にある百年長屋というスペースが見つかりました。ここは1階が寄席、2階がギャラリーという理想の会場でしたので、ここだ!と思いオーナーさんにお願いしたら「うちでよければ」と、良いお返事を頂きました。

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2022/5/30
 

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