新ひょうごの医療

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「感染症は、お年寄りにとって命取りになりかねない」。特別養護老人ホーム「アリス甲子園」(西宮市)副施設長の石川立美子(たみこ)さん(65)は、毎年冬になると緊張感を高める。5階建ての施設では、ショートステイ利用者を含め、60~100代の約180人が生活する。「インフルエンザもノロウイルスも、持ち込まないことが何よりも大切」と話す。
「せき、鼻水など風邪症状のある方、下痢症状がある場合は、面会を控えてください-」。10月下旬、施設入り口やエレベーターなどに張り紙をした。
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- シリーズ10 冬に備える
2017/11/4~2017/11/25
日に日に気温が下がり、上着が手放せなくなった。冬はウイルスが活発化するなどし、体調を崩しやすい。「新・ひょうごの医療」シリーズ10は「冬に備える」をテーマに、これからの季節に多い病気の予防策や治療法を紹介する。

