新ひょうごの医療

神戸新聞NEXT
◇原因見分け、抗菌薬投与 誤嚥や薬の副作用にも注意を◇
冬は風邪やインフルエンザの流行と同時に、肺炎が増える季節でもある。風邪などで気道が炎症を起こすと、普段は食い止められるはずのさまざまな細菌やウイルスが、肺にまで流れ込んでしまう。体力が衰えた高齢者は重症化しやすく、死に至ることもある。患者は増え続け、日本人の三大死因は長らく、がん、心疾患、脳卒中などの脳血管障害が占めてきたが2011年、肺炎が脳卒中を超えて3位になった。
この記事は会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
- シリーズ10 冬に備える
2017/11/4~2017/11/25
日に日に気温が下がり、上着が手放せなくなった。冬はウイルスが活発化するなどし、体調を崩しやすい。「新・ひょうごの医療」シリーズ10は「冬に備える」をテーマに、これからの季節に多い病気の予防策や治療法を紹介する。

