新ひょうごの医療

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「どこか気だるいなってくらいだったんですよ」。肺炎で入院した兵庫県加西市の男性(76)は振り返る。今年のゴールデンウイーク直前。1週間ほど前から37度台の熱が下がらず、風邪薬を飲んでいた。「ゴールデンウイーク中に悪化し、休診だったら」と5月1日、近くの診療所を訪ねた。
「念のため」と医師から勧められて血液を検査した。すると、体内の炎症の程度を示す血液中のCRP(C反応性タンパク)濃度が正常値の0・3の20倍を超える8・5。すぐに市立加西病院に入院した。
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- シリーズ10 冬に備える
2017/11/4~2017/11/25
日に日に気温が下がり、上着が手放せなくなった。冬はウイルスが活発化するなどし、体調を崩しやすい。「新・ひょうごの医療」シリーズ10は「冬に備える」をテーマに、これからの季節に多い病気の予防策や治療法を紹介する。

