ひょうごの医療

字を見やすくする拡大読書器(モデルは職員)=神戸市中央区港島南町2、先端医療センター病院
治療法未確立、器具使い生活維持
iPS利用の研究に期待
網膜色素変性症は、目の奥にある網膜のうち、光を感じる視細胞に障害が起きる病気だ。重症化すると失明の恐れもあり、厚生労働省の特定疾患に指定されている。治療法は確立されていないが、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)と先端医療振興財団(同)などは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った網膜の再生医療の研究を進めており、患者から期待が寄せられている。
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- シリーズ36 目の病気Ⅱ
2014/11/1~2014/11/29
兵庫県内の医療の最前線に迫る連載の第36シリーズは、目の病気を取り上げる。

