第2部・「愛と協同」はいま
【4】助け合い活動 利用数維持へ「気軽さ」重視
住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、助け合う。生活協同組合コープこうべは、各地で相互扶助の輪を紡いできた。
「お体、大丈夫ですか」。神戸市垂水区に1人で暮らす森川満子(みちこ)(85)の自宅には2週間に1度、松岡博美(62)が姿を見せて身の回りの世話を施す。1回に約1~2時間をかけて部屋の掃除や片付けをし、何気ない会話を交わす。
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