但馬

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新しく完成したカッター艇=香美町香住区下浜
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新しく完成したカッター艇=香美町香住区下浜
生徒たちが艇庫から港まで運んで係留した=香美町香住区下浜
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生徒たちが艇庫から港まで運んで係留した=香美町香住区下浜
進水して海に浮かぶ=香美町香住区下浜
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進水して海に浮かぶ=香美町香住区下浜
新しく完成したカッター=香美町香住区下浜
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新しく完成したカッター=香美町香住区下浜
新しく完成したカッター=香美町香住区下浜
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新しく完成したカッター=香美町香住区下浜

 香住高校の伝統行事「校内カッターレース大会」で使うカッター艇2艇が新調され、兵庫県香美町香住区下浜の香住下浜港で12日、進水式があった。6月の校内大会に向けて17日から海洋科学科の授業で練習が始まった。(長谷部崇)

 カッターレースは、こぎ手12人と声出しする「艇指揮」、かじ取りする「艇長」の計14人が乗り込み、500メートルを往復するコースで競う。

 これまで所有していた3艇のうち2艇は、40年近く前に造られたとされる木造船で、船底の穴から浸水するなど老朽化。2021年度に県のふるさと納税の「県立学校環境充実応援プロジェクト」で同校に約1190万円が寄せられ、資金面で難しかった新調のめどが立ったという。

 2艇はFRP(繊維強化プラスチック)製の9メートルカッターで、静岡県の造船会社が半年がかりで完成させた。建造費は約1100万円。

 進水式には海洋科学科の3年生36人が出席し、田中一範校長が「カッター競技は、海の自然や厳しさを体験する競技。迅速・確実な行動や厳しさに耐える力を養える」とあいさつ。生徒会長の森本羚葦(れい)さん(17)は「早くこのカッターで香住の海をこぎたいと生徒みんなが思っている。この先何年も大事に乗っていきたい」と喜びを語った。

 生徒たちは、田中校長がお神酒で清めたカッター艇を艇庫から出して港に係留した。同校も出場する「全国水産・海洋高校カッターレース大会」の「日本海南部地区予選」は来年、香住で開かれる予定で、この2艇がレースに使われる。

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