1995年の阪神・淡路大震災から丸27年がたった17日、兵庫・但馬地域でも学校などで震災の記憶を継承しようと、追悼の集いや、避難訓練など防災に向けた取り組みなどが行われた。
阪神・淡路大震災から27年を迎えた17日、震災で犠牲になった芦屋市の女の子が育てていたアサガオの種を「みりちゃんのアサガオ」として代々受け継いで栽培している豊岡市河谷の新田小学校でも追悼行事が行われた。事前に収録した6年生から5年生へ種の引き継ぎ式の様子を動画で放映し、全校児童が各教室で見守った。
アサガオを育てていたのは芦屋市に住んでいた米津深理(みり)ちゃん=当時(5)=。激しい揺れで自宅のアパートが全壊し、兄の漢之(くにゆき)君=同(7)=とともに亡くなった。入学する予定だった精道小学校の教員らが引き継ぎ栽培してきた。
新田小の校庭には2004年の台風23号の被害を受けながらも、その後芽吹いて再生したポプラの木があった。同小は、その話を絵本にした活動などが認められ07年に、防災に取り組む学校などを表彰する「1・17防災未来賞」優秀賞を受賞。表彰式で、精道小のアサガオの種とポプラの苗木を交換した。
6年生の児童会メンバーを中心に正面玄関近くの花壇で世話をしており、1月に5年生に引き継ぐことが恒例になっている。
毎年全校生徒が集まって引き継ぎ式を行うが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため、14日に5、6年生計約60人だけが体育館に集まって式を行った。
式では、6年生の代表6人がアサガオを育てている経緯などを説明。「アサガオもポプラも大切な心や、かけがえのない命を引き継いで、未来に向かって生きています。今年もたくさんの花を咲かせてください」と話し、5年生の代表2人に254個の種が入った封筒を手渡した。
17日、式の様子が動画で放映されると、子どもたちはそれぞれの教室でじっくり見入っていた。
児童会長で6年生の野竿虎太郎君(12)は「みりちゃんと、これまで種を守ってきた先輩の思い両方を引き継いでほしい」。5年生代表の中西芙羽人(ふうと)君(10)は「みりちゃんに笑顔になってもらえるような、きれいなアサガオを咲かせたい」と話した。
(石川 翠)
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