サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ第7戦は10日に各地で行われ、J1神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でFCソウル(韓国)を2-0で下した。後半に武藤嘉紀と酒井高徳が得点。5勝1分け1敗の勝ち点16で首位を堅持した。
神戸はスキッベ監督の新体制で武藤が公式戦2戦連発。大迫が不在の中、圧巻の個人技で今年のホーム初戦を勝利に導いた。
硬直した流れを一変させた。後半24分、武藤が自陣でボールを奪い、50メートル以上をドリブルで持ち込む。そのまま右足を鋭く振り抜き、左上へ突き刺した。4分後には右サイドを崩し、武藤を起点に井手口を経たパスに、酒井が左足を一閃(いっせん)。視察に訪れた日本代表の森保監督は得点を挙げた2人の名を挙げ、「違いを見せた」とたたえた。
今季は宮代、エリキら得点源が移籍。昨季、腰の手術後も振るわなかった背番号11の武藤は「自分が全て稼働しないと」とフル回転を誓い、またも結果で示した。
すでに決勝トーナメント進出が決まっている神戸は直近のリーグ戦から中3日で4人を入れ替え。前半14分、後方からのロングボールを起点に武藤がゴールネットを揺らしたが、オフサイドで得点は取り消し。ここから見せ場は限られたが、後半に正真正銘の一撃を浴びせた。
この日は大迫欠場の影響か連係がかみ合わず。それでも酒井は「(相手に)アジャストするまでに時間がかかったが、後半同じ強度でやり続けられたことで得点が生まれた。全員で意思統一ができた」と納得の表情だった。(井川朋宏)























