パラ陸上界のレジェンド、山本篤さん(42)が現役を退いた。夏冬合わせて5度のパラリンピックを経験し、世界記録も樹立した男子走り幅跳び(義足)では銀メダルを二つ手にした。5月27日の引退会見で語った競技哲学に引き込まれた。
「可能性がある限りチャレンジする。その可能性がなくなった」。神戸であった世界選手権で5位に終わり、限界を悟ったという。自分をだましながら続けることは「プロアスリートとして失格」と口にした。
パラ陸上界のレジェンド、山本篤さん(42)が現役を退いた。夏冬合わせて5度のパラリンピックを経験し、世界記録も樹立した男子走り幅跳び(義足)では銀メダルを二つ手にした。5月27日の引退会見で語った競技哲学に引き込まれた。
「可能性がある限りチャレンジする。その可能性がなくなった」。神戸であった世界選手権で5位に終わり、限界を悟ったという。自分をだましながら続けることは「プロアスリートとして失格」と口にした。