黄色い手袋をつけてコースを駆ける岡田雅宏さん(中央)=16日午前、明石市大蔵海岸通1(撮影・風斗雅博)
黄色い手袋をつけてコースを駆ける岡田雅宏さん(中央)=16日午前、明石市大蔵海岸通1(撮影・風斗雅博)

  阪神・淡路大震災の発生から30年という節目の年の神戸マラソン2025(神戸新聞社など共催)。阪神・淡路から復興を遂げた街を、一歩一歩踏みしめた男性がいる。能登半島地震で被災した石川県珠洲市の岡田雅宏さん(70)だ。「かつて被災地だった場所を元気に走り、石川県の人に勇気を届けたい」と42・195キロを走り切った。