JR西日本は22日、10月14日から、快速電車の有料座席サービス「快速うれしート」を拡充し、神戸線などで土休日に新設、平日上りの設定本数も増やすと発表した。宝塚・東西・学研都市線の直通電車でも新たにサービスを始める。利用状況やニーズを踏まえた。
神戸線などでは、土休日の朝と夕方以降に運行する網干・姫路・加古川発大阪・米原着の9本と、米原・野洲発加古川・姫路・網干着の8本に新設。平日は朝に網干・姫路を出発する3本のサービス区間を大阪着から野洲・米原着に延ばし、夕方以降の網干・姫路発米原着の4本に新設する。
宝塚線などの直通電車ではロングシート座席を使い、平日朝の木津発宝塚・新三田着の2本、夕方以降の新三田・宝塚発木津着の5本に設ける。
快速うれしートは、最後部車両の後ろ寄り座席をのれんで仕切り、有料エリアとする。利用には乗車券に加え、指定席券300~530円が必要。(大島光貴)