2024年末、中東・レバノン。日本国内の災害現場や世界の紛争地で弱者救済の活動をする「神戸国際支縁機構」(神戸市垂水区)の佐々木美和さん(33)は、首都ベイルートの街中で見た光景に心を痛めた。
子どもと母親らしき女性たちが、力なく道ばたで座っている。道行く人々に物乞いをしているのだ。内戦で混乱が続く隣国シリアからの難民だった。
2024年末、中東・レバノン。日本国内の災害現場や世界の紛争地で弱者救済の活動をする「神戸国際支縁機構」(神戸市垂水区)の佐々木美和さん(33)は、首都ベイルートの街中で見た光景に心を痛めた。
子どもと母親らしき女性たちが、力なく道ばたで座っている。道行く人々に物乞いをしているのだ。内戦で混乱が続く隣国シリアからの難民だった。