近畿の舞台で全力を尽くした。20日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)であった高校野球の秋季近畿地区大会。20年ぶりに出場した兵庫3位の三田学園は1回戦で市立和歌山(和歌山3位)に0-1で惜敗し、あと一歩でベスト8入りを逃した。(尾仲由莉)
三田学園は兵庫県大会の3位決定戦で強豪の神戸国際大付を破り、近畿行きの最後の1枠をつかんだ。春4回の甲子園出場を誇る名門も、1991年を最後に聖地から遠ざかっている。34年ぶりのセンバツ出場を後押ししようと、この日は多くの生徒やOB、関係者が一塁スタンドを埋めた。