神戸市垂水区側から舞子トンネルを抜けると、視界が一気に開ける。明石海峡大橋だ。主塔を眺めながら車を走らせること5分足らず、淡路島に入った。
ここで、ふと気付く。「どこまでが神戸だったのだろう」。市町村の境界を越えるときに決まって目にする自治体名の看板が、見当たらなかった。
島に入ってすぐ、淡路市の「淡路サービスエリア」で車を止める。橋を眺めていた職場の同僚4人グループに声をかけてみる。
「境目は橋の真ん中じゃない?」「いや、橋は全部神戸市やろ」
みんな、認識はバラバラだ。その一人、洲本市に住む男性(23)は「神戸から走って、橋を渡りきったあたりで『ああ、島に帰ってきた』と感じるから、島に入るまでは神戸市」と持論をぶつ。
はてさて、神戸の南端に絡む正しい解釈は。関係機関に問い合わせると、一つの資料が見つかった。
■明石海峡大橋に境界線なし























